ホリデイ・イン キングス クロス / ブルームスベリーはロンドンのクラーケンウェル周辺に位置し、近隣にはディケンズ ハウス、大英図書館、セント ポール大聖堂があります。近隣の見所にはトラファルガー スクエア、ビッグ ベン もあります。
こんにちは、ロンドンナビです。今日は世界中にチェーンを広げるホテル、ホリディインのひとつにやってきました。大英博物館まで徒歩圏内、ユーロスターが発着するセントパンクラス駅にも近いのに、周辺は閑静な住宅街、繁華街の喧噪とは無縁です。普段はB&Bや格安ホテルばかりのナビ。地下にはプールもスパもあると聞き、どんな雰囲気なのか楽しみです。さっそく行ってみましょう!
閑静な住宅街の一角にあるホリディイン
ホテルへはキングスクロス駅から徒歩で約15分
■ キングスクロス駅から徒歩でホテルへ最寄り駅のキングスクロス駅から徒歩でホテルへと向かいます。駅前のユーストン・ロードはバスが何台も行き交い騒々しいですが、ひとたびキングスクロス・ロードに入ると緑あふれる住宅街と、周辺の雰囲気は一転。このあたりには他にも大型ホテルが数軒。交通の便がいいのに、環境も静かと、ホテルにはもってこいのエリアなのかもしれません。ただ、住宅街なのでお店が少ないのが難点。街歩きからホテルに戻る前に、キングスクロス駅構内のコンビニやファストフード店を利用するのが得策かもしれません。
レセプションにはバカンス客がたくさん
■ ロビーは観光客でいっぱい夏の日の午後遅めにホテルを訪れたナビ。まず、ロビーに入ってびっくり。欧州からの観光客が何人もレセプションに張り付いて、チェックイン手続きをしています。それより驚いたのは、ロビー横にある夜間のみ営業のバーのいすに、手続き待ちの団体が座っていたこと。バカンスシーズンのロンドンのホテルはどこも観光客で満杯のようです。ロビーの片隅には、このあとチェックイン予定の団体の荷物がいっぱい置かれています。そういえば昔、ナビが日本から欧州行きツアーに参加した時、毎朝ホテルのロビーにたくさんの荷物が並べられていたことを思い出しました。
客室案内
スタンダードルームの例(写真提供:Intercontinental Hotel Group)\n\n
■ 部屋はそこそこの広さ、アメニティも充実スタンダードルームに入ってみると、シングルベッドが2つ並んでいます。その奥にお茶が飲める程度のいすとテーブルが置かれているなど、部屋の広さは十分といえます。スーツケースを床に広げても狭さは感じないでしょう。また、このクラスのホテルならバスタブもついています。ロンドンで近年幅を利かせている格安ホテルチェーンの部屋はシャワーしかないのが難点。日本人はやっぱりお風呂がないと・・・アメニティが充実しているのもうれしいですね。石けんにシャンプー、コンディショナー、シャワーキャップなど、必要なものが基本的にそろっています。ただ、歯ブラシやカミソリはお部屋には置いてありません。ホリディインの方針で、歯ブラシなどのアメニティが欲しい人はハウスキーピング(客室係)かフロントに連絡して別途もらう、というシステムになっています。追加でもらうアメニティそのものは無料ですが、係の人が届けてくれたら1ポンド程度のチップを渡すと喜ばれますよ。
付帯施設
カフェは夜10時過ぎまで営業
■ レストランは2ヶ所レストラン施設は朝食から夜遅めまで開いているロビー横のカフェと、ランチとディナータイムにのみ営業するインド料理レストランの2カ所があります。夜遅くにユーロスターでロンドンに到着、とりあえずホテルに入ってから食事をしたいときには、ホテルのレストランはいうまでもなく便利です。とりあえず英国の最初のディナーにフィッシュ・アンド・チップスを食べてみることもできます。また、夕方以降はレセプション横のバーカウンターがオープン。わざわざパブに出かけなくても、英国のビールの数々が楽しめます。日本ではホテルのバーで飲むのは値段が高いという定説があるようですが、ロンドンのホテルでは普通のパブと比べてそれほど高いとは思いません。また朝食も、団体客が多いときは宴会場の一部を使ってビュッフェを行うこともあるそうです。
カフェの入口にメニューが掲げられている
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ディナータイムなどに営業するインド料理レストラン
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バーエリアは、日中は団体客の待ち合い場所に
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地下にある宴会場の入口
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電話ボックスにはネット接続のパソコンが
■ インターネット設備もありロビーや宴会場のあるフロアには電話ボックスにインターネット用のパソコンが備え付けられています。コインを入れて使えるようになっていますが、日本語は読めるけど打てないのが難点。ロンドン滞在中にメールをやり取りしたい人は、あらかじめ自分でPCやネットブック、スマートフォンなどを持ってくるのが正解。このホテルも含め、たいていの客室からワイヤレスまたはLANケーブルでネットにつなげますよ。
スパのレセプション
■ プール、スパ設備はなかなかきれい
地下にはプールとスパもあります。宿泊客が利用できるプールは狭いながらも、気分転換にひと泳ぎするには十分なスペース。でも、ナビが気になったのはプールサイドにあるジャグジー。なかなかロンドンにいては温泉や銭湯に行く機会に恵まれませんが、ジャグジーならそんな欲求も満たしてくれそう。ロンドンの街を歩き回ったあと、ジャグジーに入って疲れをいやすのも良いアイデアです。
プールの更衣室部分には、アジアンスタイルのスパ「キマントラ」があります。ナビがお邪魔したときはスタッフの皆さんがすべてお客様に対応中ということで、中に入ることはできなかったのが残念。簡単なマッサージから、熱くした石を使ったセラピーなど、さまざまなメニューがあるそうですよ。また、スパはホテル宿泊客でなくても利用可。追加料金を払えば、プールにも入れます。
プールはなかなかきれい
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「キマントラ」スパへの入口
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ホリディインはロンドン五輪のスポンサーにもなっている
客室数411とホテルの規模がそこそこ大きいことから団体の利用も多く、チェックインとチェックアウトにちょっと時間がかかるかな、と心配になったナビ。それを除けば、レストランやスパも充実、交通の便も割と良好とあって、「ちょっと良いところ」に泊まりたい人には便利なホテルだと思います。以上、ロンドンナビでした。