2011年に創立200年を迎えた絵画美術館。展示されている絵画は、18世紀後半にポーランド国王のために集められたものの、同国の領土が他の国々につぎつぎと分割される事態になったことから、収集を行っていた画商がやむなくコレクションを隣接しているダリッジ・カレッジに寄付したのが始まりとされます。ギャラリーの開設は1811年ですが、一般公開が始まったのは1817年のこと。ロンドン中心地にあるナショナル・ギャラリーよりも古く、英国では最も歴史の古い美術館となっています。
このギャラリーで最も有名な作品は、レンブラントの「窓辺の少女」。そのほか、ルーベンス、バン・ダイク、ベラスケスなどの作品が展示されています。建物は、イングランド銀行などを手がけたジョン・ソーンによるもので、当初から美術館として建てられたことから、天窓から自然光が入る作りとなっています。
基本情報
住所 | College Road. Duiwich Village, London SE21 7AD |
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電話番号 | 020 8693 5254 |
営業時間 | (火-金) 10.00-17:00、(土日)11:00-16:00(*最終入場は閉館30分前まで) |
休業日 | 月曜日、12/25-26、1/1(*ただし、バンクホリデイは土日の時間帯で開館) |
クレジットカード | Master/Visa |
駐車場 | なし |
料金 | 常設展(含む:2011年に開催のMasterpiece a Month: Presiding Genius)は5ポンド、特別展も観覧する場合は合計で9ポンド
(*2011年3月現在) |
ホームページ | http://www.dulwichpicturegallery.org.uk/ (英語) |
その他の情報 | 敷地内にカフェを併設。入場料不要でカフェのみの利用もできます。 |
行き方 | NRヴィクトリア(Victoria)駅からオーピントン線(Orpington line)の電車に乗り、ウエスト・ダリッジ(West Dulwich)駅下車。ヴィクトリアからの所要時間は約13分。、ウエスト・ダリッジ(West Dulwich)駅で下車後、歩道にある看板に沿ってサローパークロードを東に進み、最初のT字路を左折しギャラリーロードを北上します。ギャラリーはT字の交差点から約300m進むと右手にあります。駅から徒歩約10分。
DLRレイシャム(Lewisham)駅と地下鉄ヴィクトリア線ブリックストン(Brixton)駅を結ぶバス「P4」を利用、美術館前にあるバス停で降りる方法もあります(このバスはウエスト・ダリッジ駅前を通っていません) |
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スポット登録日:2011-03-07