ミヨコ・スティーブンソン先生のワイン教室

閉店・移転、情報の修正などの報告

ワイン消費大国イギリス。10年以上の実績がある「ワイン教室」でワインの知識を身につけてみませんか。

こんにちは!ロンドンナビです。皆さんはイギリスが世界でもっともワイン教育が進んでいる国であるということをご存知でしたか?実はイギリスはワイン消費大国。販売されているワインの種類がどの国よりも多いのだそう。ディナーの時間はもちろん、ランチの時間でもイギリス人は気軽にワインを楽しみます。世界のワインが楽しめるイギリス。ワインのちょっとした知識があれば、楽しい旅行もより充実しますよね。短時間で女子力がUPできるプチレッスンスクール。今日はロンドンにあるワイン教室をご紹介します!

イギリスのワインの歴史

フランスやオーストラリア、そして南アフリカなど世界各国からたくさんのワインを輸入しているイギリス。古代ローマ人がやってくる前(西暦43年前)にはすでにブドウが栽培、ワインが飲まれていたそう。ヘンリー2世が王位についた1154年ごろ、イギリスはフランスを領土に持ち、ボルドーでワイン産業を発展させたのもイギリスだとか。フランスとの100年戦争後、フランスのワインが飲めなくなると、イギリスはポルトガルやスペインのワインを盛んに飲むようになりました。そして18世紀にはイギリス領であったオーストラリアやニュージーランドでもワインづくりを発展させました。このように、イギリスは世界のワインの発展に大きくかかわってきたのです。

アクセス便利なロンドン中心部にあり

ピカデリーサーカスより徒歩約5分

ピカデリーサーカスより徒歩約5分

今回ナビがおじゃました教室はこちら、ミヨコ・スティーブンソン先生のワイン教室。場所は、地下鉄ピカデリーサーカス駅から5分ほどにあるサムエルハウス。観光や買い物のついでに簡単に立ち寄れる立地なのがうれしいですね!受付で名前をかいてから、エレベーターで2階の「日本クラブ」へ。ワイン教室は日本クラブの一室で開催されています。

単発レッスンから資格講座まで

講座で使用してるテキスト

講座で使用してるテキスト

人気のある単発レッスンはシャンパーニュ講座、ボルドー講座といったフランスのワイン講座、そしてイタリア、スペインのワイン講座だそう。講座ではそれぞれの国のワインとその歴史について学びます。またお料理との組み合わせも教えてもらえるので、日本でお料理を教えている方にもとても役にたちそう。また、イギリス国家資格が取得できるコースもあります。こちらは長期で受講できる方向けになりますが、イギリス国家資格が日本語でとることができるのはここだけだそう。
※開催されている単発レッスンは、日程、期間が限定されているで、ご確認ください。

ミヨコ・スティーブンソン先生のプロフィール

ミヨコ・スティーブンソン先生

ミヨコ・スティーブンソン先生

ミヨコ先生はロンドンの投資銀行に勤めていたころ、何度もフランスのボルドー地方に行く機会があり、それがきっかけでワインに興味を持ち始めたそう。働きながらWSET(Wine & Spirit Education Trust)で勉強して資格をとり、ワインをより深く学んでいくうちにごく自然の流れでワイン教室を開いていたそうですよ。ワインの本の翻訳、輸出などもされているとってもアカデミックな先生なんです。
「旅行に行かれる前にその国のワインについて学んでおかれますと大変便利です。ワイン産地は通常気候がよく、食べ物がおいしいところが多いので、なお一層ご旅行が楽しめると思います。レストランでのワイン選びに困らないですし、社交の輪も広がりますよ。また日常でもワインとお料理との相性がわかればお食事がおいしくいただけます。」とミヨコ先生よりワインのオススメ。

すぐに役立つ体験型レッスン

いよいよレッスンの開始です。今日はニュージーランド、南アフリカ、そしてオーストラリアのワインについて学びます。それぞれの国のワインの歴史、そしてワインの特徴を、先生がわかりやすく説明してくれます。先生ご自身が経験したワインを学ぶ楽しさを、一人でも多くの方に経験してほしい、という思いから開講されたこちらの「ワイン講座」。その思いが伝わるかのように、自然と知識が身につきそう。
生徒さんは資格試験を目指す方が多いそうで、今日は試験の直前ということで、皆さんの様子は真剣そのもの。
6種類のワインが注がれます

6種類のワインが注がれます

ひととおりの説明が終わると、次はテイスティング。①~⑥までの番号の上にワイングラスを並べ、6種類のワインをテイスティングします。もちろんグラスは教室で借りられます。連続して受講されている生徒の中には、マイグラスをお持ちの方も。
本日のテイスティングは赤4本と白2本。飲んだワインを「外観(色)・香り・味・結論(品質)」の4項目にわけて評価していきます。「テイスティングとはいえ6種類ものワインを飲んだら酔っぱらちゃうのでは」と心配していたナビ。しかし、テイスティングとは、口に含み、中でぐるっとまわすだけ。ゴックンとは飲みません。まず香りを確認、そのあと色を見ます。そして水で軽く口をすすぎ、次のワインをテイスティングします。
まずは香りから

まずは香りから

次に色をみます

次に色をみます

それから口に含みます

それから口に含みます

サラサラと答えを書く生徒さん

サラサラと答えを書く生徒さん

ナビはさっぱりわかりません!

ナビはさっぱりわかりません!

すべてのワインをテイスィングしたあと、最後にチーズとビスケットが出ます。ピリリと緊張感があった教室もここでなごやかムードに。皆さんの会話もはずみます。
「ワインの魅力は何ですか?」
といったナビの質問に、ミヨコ先生は、
「一言でいうならば、おいしいこと。もっというと、それぞれのワインに、文化や歴史があることです。」
と簡潔に答えてくださいました。また、先生にとってのワインとは、限りのない勉強、そして人生の大切な一部なんだそう。ミヨコ先生は今回ご紹介した講座の他、「イギリス(西欧)料理&ワインの講座」もご自宅で開催されています。レッスン内容はメールなどで問い合わせてみてくださいね。
「最初の一歩は正確に」がモットーとおっしゃるミヨコ先生。せっかくロンドンにいらっしゃるのなら、10年以上の実績があるこちらの「ワイン教室」で、アカデミックなワインの知識を身につけてみてはいかがでしょうか?以上、ワイン教室からロンドンナビでした!

■グラスはスクール側で準備します。受講者の方は、筆記用具のみお持ちください。
■受講時間は、約2時間。毎週水曜日と木曜日の午前中。
■受講料は、講座によって異なりますが、レッスン費、材料費込みで£30~45が目安。
■必ずご予約をお願いします!
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記事登録日:2011-08-02

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スポット登録日:2011-08-02