こんにちは、ロンドンナビです。
ロンドンの空の玄関、ヒースロー空港からの出発が早朝の便しか取れないという話を大勢の旅行客から耳にします。そうした場合、課題となるのは空港に夜明けにどうやっていくか、ということです。
そんな皆さんの悩みに答えるべく、ナビは「ヒースロー空港早朝チェックイン」に向けた、いくつかのプランを考えてみました。みなさんにとって、ベストな方法を選んで見てくださいね。
1.市内からナイトバスで行く
ロンドンでは深夜になんと800台もの夜行バスが走っています。
ヒースロー空港への便も出ていますから、これを利用して空港を目指せば良いでしょう。
■ナイトバス 「N9」※ルート:オルドウィッチ…トラファルガー広場…ピカデリー…ハイドパークコーナー…ロイヤルアルバートホール…ハイストリート・
ケンジントン…ハマースミス駅…ラベンスコート駅…キューブリッジ駅…ハウンスローバスターミナル…ハウンスローウェスト駅…ヒースロー空港バスターミナル(ターミナル1/2/3)…ヒースロー空港ターミナル5
2. タクシー・ミニキャブで行く
24時間市内を走り回っている黒いタクシー「ブラックキャブ」で空港を目指すこともできます。しかし、片道70-90ポンドもかかり、あまり経済的に良いプランとは言えません。
そこで、予約制タクシー「ミニキャブ」を利用してはいかがですか?
市内中心部からだいたい30-35ポンドと、「タクシー+ヒースローエクスプレス」よりも安価です。
ミニキャブは、ゲストハウスのスタッフやホテルのコンシェルジェを経由して頼むのが確実かもしれません。ロンドンのキャブ会社最大手「アディソン・リー (Addison Lee)はサイトからも予約ができます(ただし、英国番号の携帯電話が必要)。
また、ロンドンのあちこちに、ミニキャブの受付オフィスがあります。このようなところに立ち寄って、出発地点(宿の場所)とフライト出発時間などを伝えると、ピックアップ時間を教えてくれます。あとは車を待てば大丈夫でしょう。運賃はいずれもタウシーの運転手に払います。
3. 空港周辺ホテルに前泊する
ヒースロー空港の周辺にあるホテルに泊まり、翌日の出発を待つというプランも考えられます。空港とホテルとは、有料のシャトルバスで結ばれています。片道4ポンド、往復7ポンドです。
ホテルのリストはこのページの末尾に付けておきました。
4. 最後の手段? 空港で夜明かし
出発当日のホテル代がもったいない、などの理由で、早めに空港を目指して夜明かしする方法もあります。たとえば、地下鉄ピカデリー線の終電に乗り、ヒースロー空港に行き、空港ロビーで寝るという判断もあるかもしれません。
航空会社によっては前日夜のチェックインを認めている場合もありますし、手荷物だけで搭乗予定なら事前にオンラインチェックインでボーディングパス(搭乗券)を準備。そうすれば、割と治安の良い出発ゲートエリアに行くことができます。
5.空港税関エリア内のホテル
ヒースロー空港には残念ながら、空港税関(乗り継ぎロビー)内エリアにホテルや休憩室はありません。
国際線の発着数世界一のヒースロー空港。早朝から深夜まで数多くのフライトが飛んでいます。くれぐれも乗り遅れのないように、確実な方法で空港を目指してくださいね。
以上、ロンドンナビでした。