ロンドンのホテルに泊ろう

5つ星の高級ホテルから格安のチェーンホテル、ブティックホテル、B&Bにアパートメントまで、旅行の目的に合った宿を探してみましょう。

ロンドンにはさまざまな宿泊施設があります。5つ星の高級ホテルから格安のチェーンホテル、小規模ながらデザインに凝ったブティックホテル、そしてB&Bにアパートメントと、旅行の目的に合った宿を探してみましょう。

■ロンドンの宿泊施設の種類と概要


※高級ホテル
せっかくロンドンに行くなら、思い切ってセレブ感たっぷりのぜいたくを体験してみたい!という人は、一流ホテルに泊まってみてはどうでしょうか? 街の真ん中に建つ最高のロケーションを持つホテルもあれば、隠れ家感たっぷりのホテルもあり、同じ「高級感」を味わうにもさまざまな選択肢から選べます。一流のおもてなし、最高のサービスを受けるのもロンドンならではの体験です。
5つ星ホテルの客室例(撮影協力:マンダリン・オリエンタル)

5つ星ホテルの客室例(撮影協力:マンダリン・オリエンタル)

高級ホテルはアメニティも充実(撮影協力:マンダリン・オリエンタル)

高級ホテルはアメニティも充実(撮影協力:マンダリン・オリエンタル)


※ブティックホテル
あえて大規模なホテルを避け、客室数50室未満と、比較的小さな規模の「ブティックホテル」に泊まるのもまた良いアイデアです。ロンドン市内のあちこちにあるブティックホテルでの行き届いたサービスは、きっと旅の良い思い出になることでしょう。最近では、有名デザイナーが設計したデザインホテルもロンドンに増えて来ています。

世界的なチェーンの4つ星客室例(ヒルトン)

世界的なチェーンの4つ星客室例(ヒルトン)

※世界的な有名チェーンのホテル
ヒルトンやマリオット、シェラトンにホリディインなど、日本でも広く知られている有名なホテルチェーンはロンドンに競って出店しています。これらのホテルなら、世界的に標準化されたサービスが得られます。
世界的なチェーンの4つ星客室例(ヒルトン)

世界的なチェーンの4つ星客室例(ヒルトン)

ビジネスユーザーにも使い勝手が良さそうヒルトン)

ビジネスユーザーにも使い勝手が良さそうヒルトン)

価格はスタンダードでも設備がしっかりしている所も増えている(ホリディイン・エクスプレス)

価格はスタンダードでも設備がしっかりしている所も増えている(ホリディイン・エクスプレス)

スタンダードクラスではシャワーのみのところも

スタンダードクラスではシャワーのみのところも

ホリディイン・エクスプレスでは、朝食は基本的に無料

ホリディイン・エクスプレスでは、朝食は基本的に無料


英国全土にネットワークを広げるエコノミーホテルチェーンのプレミアイン(写真:同社提供)

英国全土にネットワークを広げるエコノミーホテルチェーンのプレミアイン(写真:同社提供)

※格安のチェーンホテル
ロンドン市内には、英国国内に支店網を広げる地元資本の格安チェーンホテルがあります。部屋の設備は2つ星程度、客室にはバスタブはなくシャワーだけですが、便利で快適に利用できることでしょう。トラベロッジ(Travelodge)とプレミアイン(Premier Inn)が2大チェーンです。

※アパートメント
客室内に厨房が備え付けられた旅行者向けのアパートメントが、ロンドンのあちこちに建てられています。ホテルと同じように1泊からでも予約でき、家族連れには便利に使えます。自炊することで、外食代が節約できるのも魅力です。

※ベッド・アンド・ブレックファスト(B&B)
もともと民宿的な要素が強かったB&Bですが、ロンドンにあるものはリーズナブルな価格で泊まれる宿泊施設という位置づけになってきました。ただ、夏のピーク時には混み合うので、やはり早めに予約しましょう。
B&Bのシャワールーム。意外と清潔だ

B&Bのシャワールーム。意外と清潔だ

ヴィクトリア周辺のB&Bにて

ヴィクトリア周辺のB&Bにて


※ユースホステルや学生寮
世界中から学生やバックパッカーが集まるロンドンには、ドミトリーを中心とした部屋で構成されたユースホステル(YH)があちこちにあります。街の真ん中の一等地にもYHがあるのも1つの特徴です。ただ、年間を通していつも混み合っているので、早めの予約が肝心です。また、夏休み期間(7〜8月)に学生寮を旅行者向けに開放している大学もあります。
YHの外観(セントパンクラスYH)

YHの外観(セントパンクラスYH)

YHのロビー(セントパンクラスYH)

YHのロビー(セントパンクラスYH)

■ ホテルが集まるエリア

日本人旅行客が割と集中するエリアは次の3カ所です。なお、ロンドン市内の宿泊施設は広い範囲に点在しています。
地下鉄アールズコート駅

地下鉄アールズコート駅

※ アールズコート〜サウスケンジントン(Earl’s Court〜South Kensington)
ヒースロー空港からの地下鉄ピカデリー線で直結、中心部への交通が便利です。周辺には、テスコやセンズベリー、ウエイトローズなどのスーパーが充実。サウスケンジントンの博物館群にも至近なのが魅力です。
ヒースローエクスプレス(パディントン駅にて)

ヒースローエクスプレス(パディントン駅にて)

※ パディントン(Paddington)駅周辺
ヒースロー空港と市内を結ぶ特急「ヒースロー・エキスプレス」がパディントンに乗り入れ。市内各地の主要観光地へ地下鉄で簡単に行けます。駅構内にはスーパーをはじめ、さまざまな料飲施設が集中しています。
国鉄ユーストン駅

国鉄ユーストン駅

※ ユーストン〜ラッセルスクエア(Euston〜Russell Square)
国際特急「ユーロスター」が発着するキングスクロス・セントパンクラス駅をはじめ、英国各地からの長距離列車が発着する国鉄ユーストン駅が近いこのエリアには、大規模な中級ホテルが何軒も建っています。大英博物館へもバスで数分。市内中心部へも地下鉄で簡単に行けます。

■ B&Bはビクトリア駅周辺に

国鉄ビクトリア駅の正面入口

国鉄ビクトリア駅の正面入口

ビクトリア駅の周辺には、以前から数多くのB&Bが設けられています。その昔、欧州大陸から入ってくる旅人の多くがドーバーからビクトリアに降り立ったその名残かもしれません。英国全国はもとより、欧州各地への長距離バス便が発着するビクトリア・コーチ・ステーションも徒歩圏内にあります。
ビクトリア駅周辺のB&B街

ビクトリア駅周辺のB&B街

B&Bでの朝食はこんな感じ

B&Bでの朝食はこんな感じ

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-08-31

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